潟端の歴史を伝えていく “ か て 飯 ”
かつて鳥屋野潟の周りの農家では、
地主への年貢と販売米の白米を確保して
残った古米や屑米を自家用にしていました。
古米や屑米を大根と大根の葉でかさ増しし、
一緒に炊込んだ“かて飯”を主食にしていました。
毎年のように襲ってくる風水被害と戦いながら米を作り、
土地を守ってきた先人達がいたのです。
今回、潟周りのやあいと玄米を使い現代版“かて飯”を作りました。
潟端の野菜とそこからの出汁で玄米を炊込むかて飯は、
素朴で懐かしく、そして新潟で行きてきた人々の強さを思わせる味。
ぜひ食べてほしい一品です。